REPORT レポート

第8回DXセミナーを開催しました!

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生成AIを生産、物流、営業の現場で活用するイメージを掴む!

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こんな人にオススメ!

生成AIによる生産性向上に関心のある方

ロボットも参加!?DXセミナー開催!

令和6年6月25日、公益財団法人わかやま産業振興財団は、第8回DXセミナー生成AIの実装、ロボティクスとの融合による事業変革を、ホテルアバローム紀の国にて開催しました。

財団専務理事の挨拶の後、一人目の講師である株式会社デンソー 研究開発センターの成迫 剛志 氏より「生成AIで変わるロボットとヒトの関係 ~生成AIヒト協働ロボットの実機デモ含む~」のご講演をいただきました。
自動車産業を例にとり、これまでの産業ロボット、すなわちプログラムされた動きを速く、正確に行うことで大量生産を支えているロボットとは異なり、少量・多品種生産にシフトしつつある現状に柔軟に対応できる協働ロボットについてのお話がありました。生成AIの進化により、自律的に考えて動く協働ロボットと人間が入り混じって働く未来が示されました。

講演の後は、今回のセミナーの目玉でもある、生成AI搭載ロボット(株式会社デンソー開発)の実演が行われました。
卓上サイズのロボットに、成迫氏が「のどがすっきりする飲み物が欲しい」というあいまいな指示を与えると、ロボットはいくつかある飲み物のボトルから、お茶のボトルを選んで差し出したり、「WAKASA(一般社団法人和歌山情報サービス産業協会)の会長の名前は?」と尋ねると「わからないので調べますね」と言い、インターネットで検索して回答する等、あらかじめ教えていないことも自律的に調べて回答していました。
「和歌山県のみかんジュースが欲しい」と伝えると、「私は持っていないので、お近くの販売店で購入してはいかがでしょう?」と答え、会場の笑いを誘いました。

二人目の株式会社エボルブ 安松 健氏からは、「生成AIによるパラダイムシフト~従来のIT活用との抜本的な違い」 の題でご講演いただきました。
生成AIが注目される現在に至るまで、どのようなテクノロジーが世間からの注目を浴びてきたかの歴史のおさらいからはじまり、従来の「検索」して答えを「引き出す」考えからシフトして、生成AIと人間が「対話」して答えを「創り出す」、協働パートナーという関係の未来を示していただきました。

今回のセミナーのトリを務めていただいたのは、株式会社dTosh  平尾 俊貴氏です。
同社はAIのシステム開発や研究、コンサルなどの事業をしており、その豊富な知識と実績から「企業DXの第一歩を生み出す生成AI活用の成功事例」という形で、事例をご紹介いただきました。


セミナー当日の様子は、NHK和歌山でも取り上げていただきました!

DXセミナー 生成AIとロボット 和歌山市で開催|NHK 和歌山県のニュース

公益財団法人わかやま産業振興財団 地域活性化雇用創造プロジェクトでは、今後も和歌山県内事業者の皆様が積極的に生成AIを活用し、DX推進を加速するきっかけとなるよう「DXセミナー」を開催していきます。 是非ご期待ください!

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