第6回DXゼミ「どこから始める?中小製造業のSDGs・脱炭素への取り組み」を令和6年10月1日にホテルアバローム紀の国にて開催いたしました。
1人目の講師である株式会社テクノソフトの松谷和夫氏からは、「SDGsの中で注目されるカ-ボンニュートラル」をテーマに、中小企業のビジネスチャンスとして、脱炭素への早期取り組みの意義や必要性についてお話いただきました。

株式会社テクノソフト業務部長兼大阪事業所営業部統括部長 松谷和夫氏
次に、オムロンソフトウエア株式会社の平原佳幸氏より、「脱炭素への鍵となる指標“エネルギー生産性”と向上の取組ご紹介」として、エネルギー生産性を向上させる手法についてご説明いただきました。

オムロンソフトウエア株式会社ITソリューション事業部データイノベーション推進部
データ活用ソリューショングループグループマネージャ 平原佳幸氏
3人目の講師では、環境大臣賞を始め数々の賞を受賞された来ハトメ工業株式会社の石原隆雅氏が「秘伝!CO₂99%削減の術~知識ゼロから挑戦した脱炭素化の全記録~」として、CO₂の年間排出量400トンを10トン以下に低減した取り組みについて詳細にお話いただきました。

来ハトメ工業株式会社管理部課長兼環境管理責任者 石原隆雅氏
最後に、県内企業を代表してオーナメントチョコレートの国内シェア60%を生産している株式会社たにぐち代表取締役会長の谷口壽氏から、「わが社のSDGsの取り組み」として、さまざまな取り組みとその成果についてお話しいただきました。

株式会社たにぐち代表取締役会長 谷口壽氏
セミナー終了後、4名の講師とご参加いただいた方々との名刺交換を含む交流の場を設けました。
当財団では、引き続き企業様にとって有意義なセミナーを開催していきたいと考えています。
当プロジェクト(地プロ)は、和歌山県が厚生労働省の採択を受けて、県内企業がDX推進により企業の経営力を強化することで、安定的かつ良質な雇用の創出を図る取組です。