複雑に入り組んだ企業の課題に、県内支援機関が連携して対応します!
公益財団法人わかやま産業振興財団(以下、財団) 和歌山県よろず支援拠点は、令和6年7月31日(水)に、フォルテワジマ内 フュージョンミュージアム多目的ホールにて、「令和6年度地域支援機関連携フォーラム」を開催しました。
このフォーラムは支援機関が県内事業者のさまざまな課題に向けてどのように貢献できるかを探求することを目的に、連携事例の発表と具体的な支援策や支援機関同士の連携の方法について議論を行いました。
よろず支援拠点とは?
経済産業省・中小企業庁の事業で、平成26年から全国47都道府県に1拠点ずつ設置されている、「中小企業・小規模事業者、NPO法人・一般社団法人・社会福祉法人等 の中小企業・小規模事業者に類する方、創業予定の方」の無料経営相談所です。
県内の中小企業・小規模事業者の「売上拡大」「資金繰り」「創業」「商品開発」「後継者の問題」など、様々なご相談にお応えしています。相談回数に制限はありません。
また、解決に向けて、相談内容に応じた適切な専門機関の紹介、経営課題に対応した支援機関の相互連携をコーディネートいたします。
財団では国からの受託事業として財団内に「和歌山県よろず支援拠点」を設置しています。
連携事例発表
連携事例発表では、本フォーラムを主催する3機関「和歌山県よろず支援拠点」
「和歌山県事業承継・引継ぎ支援センター」「和歌山県中小企業活性化協議会」の各担当者より、県内支援機関や金融機関との連携事例を紹介いただきました。
【発表者及び支援事例】
和歌山県よろず支援拠点 従業員の雇用を守りたい!従業員継承の支援
和歌山県事業承継・引継ぎ支援センター 買主の思いを地域の支援機関が応援!
和歌山県中小企業活性化協議会 国税等滞納先への支援と再チャレンジ支援
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、「円滑に連携していくためには」をテーマに、県内事業者の複雑な課題に対し、それぞれの得意分野・専門分野を活かした課題解決のサポートに取り組んでいくためにはどうすればいいか、さらなる連携体制の構築に向けての取組について、活発な意見交換が行われました。
<パネリスト>
川口 英明 氏 (日本政策金融公庫 和歌山支店 支店長)
谷本 博紀 氏 (和歌山県信用保証協会 企業支援部 部長)
堀切 久壽 氏 (和歌山県中小企業活性化協議会 統括責任者)
<ファシリテーター>
井上 禎 氏 (和歌山県事業承継・引継ぎ支援センター 統括責任者)
↑パネルディスカッション
今回の支援機関連携フォーラムのように、県内の支援機関はよりよい支援ができるよう、取り組みを進めています。
どの支援機関に問い合わせてよいかわからない、という時はまず「和歌山県よろず支援拠点に」ご連絡下さい。ヒアリングを通して、よろず支援拠点内の相談員が相談対応したり、他の適切な支援機関と連携しながら皆様方のサポートをさせて頂きます。
また、和歌山県よろず支援拠点ではメールマガジンにて、定期的にお役立ち情報の発信をしておりますので、ぜひメールマガジン登録をご検討ください。
「よろず支援拠点」は中小企業、小規模事業者やこれから起業を目指す方の経営上の様々な悩みに無料で対応する、中小企業庁が全国に設置した経営相談所です。 経営課題のヒントを「少人数・短時間で!」として、毎月無料で参加して頂けるミニセミナーを開催しています。