プレのイベント?
公益財団法人わかやま産業振興財団(以下、財団)は、令和6年6月8日(土)、イオンモール和歌山内 イオンホールにて、令和6年度 わかやま創業スクールのプレイベントを開催しました。
本イベントは、7月から開講する「わかやま創業スクール」に向けて、創業スクールに興味のある方、起業してみたい、起業に興味のある方向けに、先輩起業家の講演や創業スクールのご案内など有益な情報をお届けしているイベントです。
わかやま創業スクールとは?
「わかやま創業スクール」(旧:わかやま起業塾)は、起業を成功させるために必要な知識・ノウハウを体系的にみっちり学ぶ県内でも貴重な機会です。カリキュラムは、実際のビジネスに役立つ「販路開拓」と「財務」に力点を置いた内容になっています。実際に起業体験のある実力派の講師や、スクールの最初から最後まで受講生に伴走する担任が、講義やグループワークを通してお互いの違いや強みに気づく機会となるようサポートします。スクールでの学びを通して、あなたの起業の成功を後押しする具体的で実現性の高い事業計画書(ビジネスプラン)が完成します。
なお、「わかやま創業スクール」を修了された方は、「特定創業支援等事業を受けた者」と認定されます(一部対象外地域があります)。
アイデアを事業にすること
今回、講師としてお招きしたのは株式会社MEETSHOP 代表取締役の 前田 晴代 氏です。
明るく親しみやすいお人柄の前田氏は、イベント開始前から、着席した参加者の皆さんと積極的に名刺交換をし、「どんな事業を考えてるんですか?」とお話しされていました。
講演のタイトルは「その事業アイデア どうやって育てる?」。
ご自身が美容師として働いていたときのこと、起業をするまで、起業をしてからの一連の経緯を例に、「事業」とは何か、浮かんだアイデアが「事業」として成り立つかどうかの検証方法、失敗しがちな例など、盛りだくさんの内容を惜しみなく教えてくださいました。
あっけらかんとした楽しい語りの奥に、前田氏の起業家、経営者としてのシビアな判断と覚悟が垣間見え、我々財団スタッフも襟を正す思いです。
支援策は、使ってなんぼ!
「探せば支援、補助金はたくさんあるから、使わない方が損!」というお話も。「補助金の申請をするために定期的に事業計画書をつくることが、自身の事業を見つめなおすことにもつながる」との言葉に、事務局席で大きくうなずくスタッフもいました。
質疑応答では、参加者の皆さんからの質問に対し、「私(前田氏)の場合はこうやったよ」と、ひとつひとつ丁寧に対応してくださいました。「ちなみにどんな事業をやろうとしてますか?」と逆に質問する場面もあったのですが、そこはさすがの参加者のみなさん! 一人一人、ご自身の経験から事業のアイデアを膨らませた状態でご参加いただいていたようで、それぞれみなさんがやってみたいことを発表してくださいました。各参加者さんの質疑がおわるたび、会場から拍手がおこりました。
ご講演のあとは、事務局から創業スクールや起業の際に使える支援策のご紹介をさせていただきました。
財団には、地域課題解決型起業支援事業の補助金、わかやま創業スクール、和歌山県よろず支援拠点の無料相談など、起業を志す皆さんのサポート体制が整っています。ぜひ、ご活用くださいね!
おまけ
イベント開始前、配付資料を点検するキーパちゃん(スタッフお手製)
起業のことなら「チームわくわく」※へ! 起業や新規事業を「補助金」と「伴走支援」でサポートします。また、起業に関する知識や「事業計画書」作成スキルを身につける「創業スクール」も運営しています。 ※「わかやま地域課題解決型起業支援事業」の略称です。