ものづくり人財育成研修を実施!
令和7年8月28日(木)、9月4日(木)、9月11日(木)の3日間にわたり、ものづくり人財育成研修「現場のコスト管理研修」を実施しました。
ものづくり人財育成研修とは
現場では役割に応じて求められるスキルや知識が異なります。そこで、基本的なことを学ぶ「 初級/ 一 般・担当者向け」と、基本知識と経験を駆使してさらにステップアップできるよう「 中級/ 中堅・チームリーダー向け」の研修を(公財)わかやま産業振興財団では開催しています。
コスト構造を学ぶ
今回は、現場の「中級/ 中堅・チームリーダー向け」に 「現場のコスト管理研修」というテーマで研修を実施しました。講師は、当財団の研修講師を長年担当している、Araki Consulting Office 代表 荒木 慎吾氏です。
研修では、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)の基礎的な知識から学び、実際に自社の資産構成や利益構造がどうなっているのかを業界平均と見比べながら学びました。また、経営の要ともいえる原価管理をする考え方も学び、実際に自社の製品・商品の製造原価を参考資料をもとに計算しました。
受講生の皆さんは頭を悩ませながらも、自社の製造原価やキャッシュフローについて議論を交わし、楽しく受講されていました。
受講生アンケート
受講生アンケートから感想を一部ご紹介させていただきます。
・奥が深くて経験したことがなかった分、いい経験になりました。
・内容は難しかったですが、必要な知識であり、より勉強したいと思いました。
・事務作業(受注)がメインなので、製造に対してのコスト意識、改善活動の意識向上に繋がりました。
・とにかく先生の説明がわかりやすいです。
・設備投資に興味があり分かりやすく教えてくれました。
・設備投資の判断基準やキャッシュフロー、投資が妥当かどうかの判断をざっくり理解できました。
今後について
当財団では、和歌山県内企業の競争力としての、まさに源泉となる人財研修を引き続き実施いたします。年間の研修開催予定も決まっていますので、ご興味がございましたら、ぜひご相談ください。
公益財団法人わかやま産業振興財団、テクノ振興部テクノ振興班です。 中小企業等の研究開発に対する支援、生産性向上等に資する研修、産学官連携など、テクノロジーに関する多角的な支援事業を実施しています。