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先輩採択者の声

熊野古道に導かれた国際結婚とゲストハウス経営

自己紹介

大橋夫妻の近影

色々な出会いがつながり、愛知県より田辺市中辺路町に移住しました。
以前はトヨタ自動車関連の小さな企業に勤めていましたが、世界中から旅行者が訪れている世界遺産熊野古道に惹かれ、また導かれるように移住を決心しました。
現在、やはり熊野を訪れたフランス人女性と婚約中、国際結婚のための手続きをしています。地元の方の支援をいただきながら、二人で小さなゲストハウスを始めます!

補助金に応募するきっかけ・応募してよかったこと

旅籠まさらの玄関

地元の行政から補助金のことを教えていただき、起業を決心する大きな後押しとなりました。
申請してプレゼンテーション、そして採択決定、実績報告、確定までのプロセスはなかなか大変なものですが、起業して成功していくための最初のステップとして、とても貴重な経験をさせていただいたと思っています。

近況紹介(新しい取り組み、良かったこと、困ったことなど)

おもてなしを考える大橋夫妻

宿の名前を「旅籠まさら」としました。当宿が位置する中辺路町高原は、その昔は熊野詣でのための宿場町として栄え、多くの旅籠がありました。その名残を生かして、屋号を「民宿」ではなくあえて「旅籠」を用いて、オーナーの「まさよし」と「サラ」の二人の名前をくっつけて「まさら」としました。
日本人とフランス人のカップルが運営するジャパニーズスタイルのゲストハウスとして、世界中から訪れる旅行者に、パーソナルタッチで痒い所に手が届く、細やかなおもてなしを提供したいと思います。
春から始まる宿泊受け入れのための準備奮闘中です。

今後の事業の展望

熊野に訪れた観光客がまた来たいと思ってもらえるような、また知人にも紹介してもらえるように、同業者や地域の方と連携して、受け入れ側のサービスの水準を高めることを目指します。
そして観光ビジネスを通して事業の継続・発展、また地域の発展に貢献できればと思っています。

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