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先輩採択者の声

身体をケアし、旅行者と地域の人たちを繋ぐゲストハウス運営

自己紹介

大阪府堺市出身の46歳です。20187月に家族4人で、田辺市本宮町へ移住してきました。
6年間のアメリカ留学で米国公認アスレティックトレーナーの国家資格を取得した後帰国し、13年間日本のプロバスケットボールチームにてアスレティックトレーナー兼通訳として働きました。
2021年夏、田辺市本宮町にて築100年以上の古民家を改修し、熊野古道を歩く旅行者や、地域住民の身体のケアを行える場所を併設した一棟貸しのゲストハウスをオープンしました。
1,熊野古道歩きで疲れた人を助けたい!
2,地域のリハビリを必要としている人たちを救いたい!
3,旅に来た人に健康になってもらいたい!
4,旅行者と地域の人たちをつなぎたい!
をキーワードに、家族でゆっくり進んでいきたいと思います。

補助金に応募するきっかけ・応募してよかったこと

田辺市主催の「たなべ未来創造塾」で知り合った同期の塾生(前年度の採択者)からの紹介で、この補助金のことを知り、応募しました。応募するにあたり、事業計画書を作成する作業、そして、その計画をプレゼンテーション審査で発表できたことが、起業にあたっての考えや、今後のプランを改めて考えるとても良い機会となりました。

近況紹介(新しい取り組み、良かったこと、困ったことなど)

田辺市本宮町の湯の峰温泉からほど近い渡瀬地区、地元の人が「もどりぜ」と呼ぶ5軒の集落にある古民家を改修し、2021年夏に「モドリゼノ宿」が完成しました。
「モドリゼノ宿」は一棟貸しのゲストハウスと、そこに併設した身体のケアとコンディショニングができるスペース(元・牛小屋)とでできています。「戻り」=(再生、蘇生)、「瀬」=(機会、場所)として、旅行者と地域の人たちの心と身体がホッとするような場所づくりをしていきたいと思います。

今後の事業の展望

コロナ禍真っ最中のオープンとなりましたので、集客の見込み(特に海外からの旅行者)は当面少ないと思いますが、今後、旅行者が戻ってきたときに備え、準備していきたいと思います。身体のケアとコンディショニングができるスペースには、少しずつ口コミで地域の人たちが来てくれるようになってきましたが、引き続き地域の人たちからますます信頼してもらえるように、そして、地域の人たちの健康をサポートできるように、活動していきたいと思います。

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