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先輩採択者の声

山の中のシェアハウスを起点とした持続可能な地域づくり

自己紹介

大阪府泉佐野市出身。建築家を志して、建築現場で働きながら専門学校を卒業し、その後世界の建築や文化を見てまわるためバックパッカー旅に出ました。
途中、熊本地震の震災ボランティアやオーストラリアでのワーキングホリデー、ゼネコンの現場監督などを経て、 2020 年に夫婦で和歌山県紀美野町へ移住し、 移住して間もなく、建築業で【 KATAKOTO CRAFTS/ カタコトクラフツ】 を起業、主に古民家リノベーションに数多く関わっています 。
翌年にセルフビルドで自宅を建設し、木と土でできた小さな家で、山水や薪を使って自然に寄り添った暮らしをしています 。
2023年秋には【合同会社 Knots Community/ ノッツコミュニティー】を立ち上げ、自宅近くで山の中のシェアハウス【 Shared Residence Flag/ シェアードレジデンス フラッグ】をオープン。シェアハウスを起点に、過疎化した地域を再生していく様々なプロジェクトを構想し、活動しています。

補助金に応募するきっかけ・応募してよかったこと

いざ今回の事業を始める、と決めてからこの補助金への応募を考えたのが、 募集締め切りの1 週間前でした。
あまりの時間のなさに諦めようかとも思いましたが、どうしてもこの地域の課題を解決したいという思いを捨てきれず、 すぐにわかやま産業振興財団に駆け込みました。
とても親身になって丁寧にご指導くださり、 内容もどんどんブラッシュアップされたおかげで 、出会った方に自分の行っている事業の想いなどを伝えることができるようになりました。

近況紹介(新しい取り組み、良かったこと、困ったことなど)

昨年秋にこの補助金を活用させていただき、オープンさせたシェアハウスが1 周年を迎えました。
この 1 年シェアハウスを運営してきて、のべ500人以上の方々がシェアハウスを訪れてくださいました。その中で見えてきた課題や気付きもたくさんあり、1周年を迎えたタイミングで、シェアハウス敷地内に宿泊施設を併設させるプロジェクトを始めました!
“住む”と“遊びに来る”のちょうどあいだの“泊まる”という選択肢を加え、さらなるコミュニティの拡大に注力しています。
そして現在、クラウドファンディングに挑戦しており、皆さまからのご支援をお願いしております。

●実施中のクラウドファンディング【2024年3月31日(日)23時まで】↓
紀美野町を100年続く里山へ。 “共に生きる” 拠点から未来を創る – クラウドファンディング READYFOR

今後の事業の展望

 

この場所で生まれる「つながり」で、地域の活気を取り戻したいと思っています。ひと昔前までは当たり前だった地域の助け合いやにぎわいは、過疎・高齢化によって希薄化し、大きな課題となっています。地域で子どもを育てる、地域で仕事をする、地域で伝統文化を繋いでいく、これらはいつしか当たり前ではなくなってしまいました。
このシェアハウスを起点に、地域のコミュニティを再構築していきます。この地域に訪れてもらう人を増やし、暮らしや人に魅力を感じてもらい、地域に関わるようになる。そんな連鎖を繋げられれば、地域はもっと面白くなるはずです。
そのために、まずはこの思いに共感し、一緒にこの地域の未来を創る仲間を集めることから。100年先も続いていける持続可能な里山の仕組みづくりをゴールにこれからも活動していきます!

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