自己紹介
印南町出身、日高高校卒業。
大学を卒業の後、東京で約15年程度サラリーマン生活を送った後、元号が変わることも契機として、和歌山市で独立。サラリーマン時代は、不動産ファンドや監査法人に勤務し、多数の不動産投資を実行したほか、東京電力第一原発が所在する福島県大熊町にて、大熊町職員とともに、まちづくり会社の立上げを実行し、帰還困難区域に指定され、“人口ゼロ”の状態からの被災地復興支援・まちづくりに携わりました。
これまでの経験を活かし、今後は、地元である和歌山県内でのまちづくり活動等に積極的に関与し、地域の活性化を図りたいと考えています。
補助金に応募するきっかけ・応募してよかったこと
地方創生の機運も高まり、1年程前から独立を考え始め色々と調べていたところ、内閣府のホームページで補助金制度があることを見つけ、県に何回も問い合わせました。
補助金制度のおかげで、独立時の資金を工面する上で助かったことは勿論ですが、応募したことを契機に産業振興財団の方々等と知り合うことができ、そこから、また人の紹介を頂くなど、ネットワーク作りに大変に助けられました。
また色々なセミナーや勉強会等の案内もお送り頂き、自己研鑽する機会を頂き、他の採択者の方との交流等でも自分のモチベーションアップにもとても有意義でした。
近況紹介(新しい取り組み、良かったこと、困ったことなど)
4月から和歌山市の本町公園のパークPFI事業が始まります。PFIとは、公共資産を民間会社が管理、運営し、民間の資金とノウハウを活用した効果的かつ効率的なサービスを図るものです。
今回は、和歌山市の都市再生推進法人である㈱紀州まちづくり舎を、本町公園の指定管理者として、2020年4月から、地下駐車場の運営や、公園の解放、公園にある花花館という建物の営業開始が行われる予定です。
当社は、紀州まちづくり舎とコンソーシアムを組んで、本町公園のパークPFI事業に参画する予定であり、諸々の手続きを進めています。4月以降、ぜひ本町公園をご利用頂ければ幸いです。
今後の事業の展望
2019年12月に宅建登録も終え、2020年1月に資本金も1000万円に増資し、ようやく本格的に事業展開する環境が整いました。
今後は、関係者・協力者を増やし、多くの関係者を巻き込み、小規模不動産特定共同事業の和歌山県第一号事業者としての登録申請を行い、まちづくりに取り掛かりたいです。
行政や地方銀行、信用金庫、不動産会社、建設会社、地域住民等と一体となり、案件の組成を進めたいと考えております。幸か不幸か、和歌山県は、空き家数が全国トップクラスであることから、我々のビジネスの題材は多くあり、中でも、自分の地元である印南町をはじめとする日高郡、御坊経済圏に何とか活気を取り戻したいと考えております。
クラウドファンディングの実績:住民参加型のまちづくりを地元・和歌山で実践し、不動産証券化の仕組みを活用したまちづくりへ繋げたい