自己紹介

美容室でスタイリストを経て、結婚式場で14年間、新郎新婦様のヘアメイクや着付けを担当していました。その他には、老人ホームでボランティア活動の経験もあります。
起業のきっかけは、母が股関節損傷で歩行が困難になったことでした。その時、訪問美容の重要さを改めて痛感しました。
和歌山市と和歌山県（和歌山市以外の地域）が定める2つの出張美容師法に基づき、ケガや病気などの何らかの理由で、美容室への移動が困難な女性に、介護福祉事業所やご自宅をご訪問して、ヘアカラーやカットの出張美容サービスを提供しています。

補助金に応募するきっかけ･応募してよかったこと

事業の経営や創業について相談できる国の無料経営相談所「よろず支援拠点」が開催するセミナーに参加して、初めてこの補助金について知りました。
そのセミナーを進行するコーディネーターの方に、事業計画の立て方や応募方法について、詳しく、丁寧に教えていただき、初めて書いた事業計画書でしたが、採択していただくことができました。
起業の夢が実現した今は、訪問美容のお仕事を通して、困っている方のお役に立てる喜びを感じる毎日です。

近況紹介（新しい取り組み､良かったこと､困ったことなど）

この事業を進めること自体が、まだまだ私にとって新しい取り組みとなっています。
起業して1年、集客には苦戦しています。しかし、この事業に取り組んだことで、少子高齢化の現実を深く知り、困っている地域の方々に寄り添えるきっかけとなりました。
これからも地道に継続することで、将来の課題解決の糸口となれるようがんばります。
なお、法律の関係で、ご要望をいただいてもサービスを提供するのが難しいケースもあるかもしれませんが、できるかぎりお客様のご要望にお応えできるよう誠心誠意つとめてまいりたいと思います。

今後の事業の展望

このサービスをご利用いただいたお客様には、大変喜んでいただいています。
近年、核家族社会が定着した上、超高齢化社会が加速度的に進んでいます。その中には、年齢やケガなどのせいで移動が困難になり、不自由な生活を送られている方や、孤立されている方もいらっしゃいます。そんな方たちが、出張美容というサービスを通して、笑顔を取り戻せるよう、地道に、まずは知ってもらえるように活動していきたいと思います。
在宅介護、在宅看護が普及するのと同じように、「在宅美容」も普及して、もっともっと皆さまのお役に立つことができることを願っています。