「不」は起業や新規事業開発の「タネ」
そう、それは起業や新規事業開発の「タネ」かもしれません。
時代は常に変化しています。その変化が、これまでの仕事や暮らしの中に「不便」「不具合」「不合理」「不満」…を生みます。これを「不」と呼びますが、その「不」に気づき、それらに対する解決方法を編み出せれば、それはビジネスの「タネ」になるかもしれません。
この「不」をビジネス界隈では、「課題」といったり、「ニーズ」と呼んだりします。ChatGPTも、「人手が足りない(不足)」という「不」への解決方法の1つかもしれません。
ちなみに、私は「そんなグタグタ言っていないで、やりなさい!」と𠮟られたくないと思って育ったため、「不」に対して鈍感なのかなぁと思う場面が多々あります。なので、起業や新規事業開発に限らず、業務改善の「タネ」にもなりますので、できるだけ「不」を意識するように日ごろから努力しています(汗)
「不」を見つけたら、周りの人々の声に耳を傾けてみよう
さて、「不」が見つかったら、周りの人々の声に耳を傾けてみましょう。
- どれくらいの人が「不」を感じているのか?
- どの程度感じているのか?
- お金を出しても解決したいと思う「不」と「解決方法」になっているか?
いろんな人の意見を集めた後、「これで行けそうだ!」と思える「仮説」を作ります。その「仮説」を持って、ぜひ、財団の「わかやま起業支援」「よろず支援拠点」にご連絡いただき、「壁打ちしたい!」とご相談ください。何か起業等へのヒントが見つかるかもしれません。
中小企業診断士。大卒後、東京・ロンドンで編集者として活動後、メガバンクにて為替取引に従事。帰国後に㈱きのくに未来ビジネスセンターを承継し、県内初の創業スクール(中企庁事業)を受託する等、創業や中小企業経営の支援継続中。