和歌山県は個人事業主の割合が日本一
いろんな統計調査を見ても、起業が「身近にない」という方が今の日本には多いのが実情です。
ただ、
和歌山県の場合、個人事業主の割合が日本一
「個人経営」の事業所の割合(46.7%)【全国で最も高い】
※全国値31.8%、従業者規模「1~4人」の事業所の割合(62.8%)【全国で最も高い】※全国値56.2%
引用元:和歌山県「統計ニュース」2023年9月号なのですが…。
とはいえ、あなたの周りには、起業をした人はいらっしゃいますか?
起業した人を通じて、「起業」とは「起業家」とはどんな感じなのかを理解しよう
いらっしゃるなら、その人を通して、「起業」とは「起業家」とはどんな感じなのかを理解し、起業に向けてどんなことをしたのか等の情報はつかめると思います(ただし、10人10色いろんな形の起業がありますので、1を知って10を知るというわけにはいきませんが💦)。
しかし、周りに起業家がいない場合で、起業について関心を持ったときは、どうすればいいのでしょうか?
周りに起業家がいない場合の対処法
いくつか方法があると思いますので、以下にご紹介してみたいと思います。これらが、あなたが一歩踏み出すきっかけになると嬉しく思います。
【リアルの対処法】
- 各地域で開催されている「スタートアップウィークエンド」という起業イベントに参加してみる
- 「コワーキングスペース」「シェアオフィス」「スタートアップスタジオ」等が開催する起業に関するイベントに参加してみる
- 市町村等が開催している「創業セミナー」、地域の商工会・商工会議所等が開催する起業に関するセミナーに参加してみる
- 「ビジネスプランコンテスト」「ピッチ大会」等を見学してみる
- 事業者団体のセミナー・例会等に参加して、しばらく前まで起業家だった人たちの行動や発言を観察してみる
【オンライン対処法】
- 創業手帳、J-Net21、日本政策金融公庫等、ウェブで情報を集めてみる
- TOKYO創業ステーション等の起業に関するオンラインセミナーを受講してみる
それでも、何からすればいいかわからなくて悩んでいる方は、財団の「わかやま起業支援」「よろず支援拠点」にご連絡ください。いつでもなんどでもご相談に対応いたします。
中小企業診断士。大卒後、東京・ロンドンで編集者として活動後、メガバンクにて為替取引に従事。帰国後に㈱きのくに未来ビジネスセンターを承継し、県内初の創業スクール(中企庁事業)を受託する等、創業や中小企業経営の支援継続中。