COLUMN コラム

vol.26 和歌山の未来を「稼ぐ力」で創る。 新しい仲間と歩み出す、よろず支援拠点の挑戦

和歌山県よろず支援拠点チーフコーディネーターの吾妻です。

2026年4月1日、和歌山県よろず支援拠点は大きな節目を迎えました。 新たなコーディネーター3名と生産性向上支援サポーター(後述)を迎え、支援体制を大幅に強化しました。

とりわけ、和歌山県をはじめ全国都道府県に4月1日から設置されました「生産性向上支援センター」は、よろず支援拠点にとって大きな転換点となります。

日頃からご相談いただいている方をはじめ、県内の事業者の皆様、そして共に地域事業者の方々を支える金融機関・商工団体の皆様への感謝を込めて、新体制が目指す「新しい支援のカタチ」についてお話しさせていただきます。

アップデートイメージ

「知る」のアップデート

和歌山県よろず支援拠点新体制が目指す「新しい支援のカタチ」を知る!

おススメイメージ

こんな人にオススメ!

商品デザイン、SNS集客、融資計画、補助金申請など、経営上のお悩みをお持ちのみなさん

「現場」でのご支援について

これまで当拠点は、年間延べ約1,500の事業者の皆様に対し、来訪型の相談を中心に経営課題の解決に当たってきました。

しかし、人手不足や物価高騰などの様々な環境の変化に対応するためには、来訪型の相談だけでは限界があります。

現場にも何かヒントがないだろうか、今ある作業をもう少し効率よく出来ることによって、今ある人員で仕事が回せるようにならないだろうか、などの課題に対応するためには、やはり訪問させていただくことで改善できることも多いのではないかと考えました。

そこで、新設された「生産性向上支援センター」では、これまでの窓口相談に加え、専門家である生産性向上支援統括サポーターをはじめとする生産性向上支援サポーターが直接皆様の店舗や工場、事務所へとお伺いする「訪問型支援」を本格化させます。

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  • 事業所内での動線
  • 事務所でのパソコン入力のひと手間
  • 現場で働く皆様のふとした動き

など、机上の数字だけでは見えてこない「現場のリアル」の中に、利益を改善し、作業時間を短縮するためのヒントが必ずあります。

私たちは現場を共に見つめ、IT活用や業務効率化の「最初の一歩」を一緒に踏み出します。

「売上」の先にある「無理なく続けられる経営」

経営者の皆様からよく伺う悩みがあります。

「忙しくなったのに、利益が残らない」

「売上は上がっているのに、手元にお金が残らない」

物価高騰や人手不足が続く今、ただ「売上を伸ばす」だけから、少し考え方を変えないと行けないのかもしれません。大切なのは、「1人あたりの稼ぎ(労働生産性)」をいかに高め、次なる投資や賃上げの原資(付加価値)を創出するかにあります。

私たちは、相談に来られた皆様に「自社の現在地」を正しく知っていただくことを大切にするために、確定申告書や決算書を一緒に確認していくところから支援をスタートすることが多くなってきています。

数字の見える化

利益構造を整理し、どこに課題があるのかを明確にします。

利益の出る仕組みづくり

利益の出やすい商品構成や、売上につながる導線の再設計を具体的に考えます。

本当のゴール

私たちが目指すのは、一時的な問題解決(例えば、SNSでフォロワー増やしたいや、◯◯するための補助金・助成金はないですか、など)で終わる支援ではありません。

事業者の皆様が自ら数字を管理し、理想に向けての道筋を描けるようになることこそが、本当のゴールなのではないかと考えています。そのための支援の一環として、時には宿題などにも取り組んでいただいております。

 創業―和歌山の未来を創る第一歩

地図(地名付き)-和歌山県

よろず支援拠点では、既に事業をされている方だけではなく、これから創業しようという方への支援も大きな柱のひとつです。

創業を志す皆様にとって、その一歩は希望と不安が入り混じった大きな挑戦かもしれません。

「本当に事業として成り立つのか」

「生活していくために、いくらの売上が必要なのか」

「計画したとおりの売上が達成できたら、融資の返済もできそうだ」

など、さまざまな想いがあると思います。

私たちは、皆様の「夢や想い」を尊重しながらも、それを「実現可能で持続可能な事業計画」へと落とし込むパートナーでありたいと考えています。

早い段階でご相談いただくことで、進むべき方向が明確になり、遠回りを防ぐことができます。和歌山で新しく生まれる一つひとつの事業は、この地域の未来を支える貴重な基礎になると考えるからです。

地域の支援機関とともに、細かい網目と面で支える

一つの機関だけで解決できる経営課題には限界があります。 だからこそ、金融機関や商工団体の皆様との連携は、これまで以上に重要になります。

昨年は、事業者様・金融機関様・当拠点の三者での面談もこれまでになく多く、みんなで知恵を絞りながらご支援させていただきました。

金融機関様からご紹介いただく案件が増え続けていることは、地域全体で事業者を支える支援の「網の目」がよりきめ細やかに、強靭になっている証拠です。

新しいメンバー24名体制(コーディネーター・サポーター計※兼務5名)となった和歌山県よろず支援拠点は、各々の専門性を活かしながら、地域の支援機関の皆様と一歩踏み込んだ連携を強化してまいります。

私たちの「志」―和歌山を、住み続けたい街に

最後に、私たちがなぜここまで「稼ぐ力」や「生産性」にこだわるのかをお伝えします。

和歌山県において人口減少は避けられない現実かもしれません。

しかし、だからといってこの地で暮らす人々の豊かさが損なわれていいわけではありません。 私たちは、経営支援を通じて、事業者の皆様がしっかりと利益を出し、そこで働く人々が豊かさを実感できる環境を創りたい。そして、より多くの人が「この街で働きたい、住み続けたい」と思える和歌山を、皆様と一緒に守っていきたいと願っています。

私たちが住み続けたい和歌山にしていくため、私たちは一人でも多くの方によろず支援拠点に「相談してよかった」と思っていただけるよう努力を重ねてまいります。

「去年の売上より上がったから、または下がったけど、まだ相談する段階ではない」と思わず、どうぞ一度よろず支援拠点と一緒に「自社が今どこにいるのか」を一緒に確かめてみませんか?

良い状態であれば、もっと良くなる方法を、少し悪くなっているのがわかれば早めの対応を一緒に考えます。

支援を通じて皆様の事業を全力で応援してまいります。

まずはお気軽に「よろず支援拠点」までご連絡ください

和歌山県よろず支援拠点HPへはこちらの画像をタップしてご覧ください

「よろずの活用方法について聞いてみたい」とお電話にてお問合せください。

24名(令和8年4月現在)の相談員がさまざまな分野のサポートをしております。ご相談者さまの中には、複数のコーディネーターをうまく活用して、いろんな分野の相談をしている方もいらっしゃいます。よろずでは、みなさまの事業の更なる発展に向けて全力でサポートさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。

電話番号はこちら TEL 073-433-3100

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