「わかやま地域課題解決型起業支援補助金」とは?
「わかやま地域課題解決型起業支援補助金」とは、4月1日以降に和歌山県内で起業(個人事業主は開業届の提出、法人は設立登記)や事業承継・第二創業により、新しい事業を始められる方に、事業にかかる費用の2分の1、上限200万円の補助をするものです(令和8年1月31日までに起業する必要があります)。
具体的には、消費税を含めて440万円を改装費に使ってゲストハウスを開業される方には、200万円を補助しています。(他にも、住民票を和歌山県内に移住する等、いろいろと要件がございますので、くわしくは公益財団法人わかやま産業振興財団公式HPより、応募要領をご確認ください。)
よくあるご質問
わくわく補助金への応募を検討されている方からのご質問で、一番多いのは「地域課題って何ですか?」だと思います。
なかなか一言で地域課題が何かを説明するのは難しいですが、私の肌感覚で8割くらいのビジネスアイデアは地域課題の解決に寄与するのではないかと思います。心配な方は、お気軽に「チームわくわく」(事務局)までご連絡いただければと思います
- メール:chiiki@yarukiouendan.jp
- 電話:073-432-3220
そのほか、問い合わせフォーム、相談会参加…、いずれの方法でも大歓迎です。
なお、ワカチアでは、ケーススタディに先輩採択者の事例を掲載しています。
事業を通じて「防災」に取り組む。新進気鋭の若手起業家のビジョン
「地元和歌山の美味しいを届けたい」熊野大社のふもとに洋菓子専門店をオープン
また、こちらに他の先輩採択者の声を掲載していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
これだけは押さえたい!申請のコツ
では、「チームわくわく」(事務局)からお伝えしたい一番の「留意点」は、何だと思いますか? それは、起業の「スケジュール」です。
例えば、4月1日より前に開業届を出してしまったら、補助対象者の要件を満たさず、アウトになります。審査のテーブルにも乗りません。また、工事や物品購入は、交付決定後(令和6年度は7月1日)に契約や発注したものが対象で、それ以前のものはアウトです。
ですので、建物の改装は自己資金で実施し、その後の備品(飲食店であれば「厨房設備」等)、ホームページの開設等に補助金を活用する等のスケジュール感を持った対応が必要です。
わくわく補助金は「後払い」、採択後も注意が必要です
加えて、工事や物品購入といった「タスク」をスケジュールだけではなく、「お金の段取り」についても考慮しなくてはなりません。補助金は、後払いだからです。
工事等の補助事業を完了し、報告をして、認められたものに対して、補助金が支払われます。報告後、早ければ9月ごろのお支払いも可能ですが、期限(1月31日)ギリギリまで補助事業がかかってしまった場合、最長で3月のお支払いになる場合もあります。
ですので、自己資金で大丈夫か、金融機関から借入をした方がいいのか、段取りをしておく必要があります。
チームわくわくは、起業したい人が無料で相談できるチームです
他にも、たくさん疑問点はあると思いますので、ご相談の機会も下記の通りたくさん設けています。お気軽に相談くださいませ。
・「わかやま地域課題解決型起業支援補助金」事業計画書策定講座の動画視聴お申し込み
・「令和7年度わかやま地域課題解決型起業支援補助金」個別相談会開催のご案内
・「令和7年度わかやま地域課題解決型起業支援補助金」の説明会等開催のお知らせ
・「令和7年度わかやま地域課題解決型起業支援補助金」事業計画書策定相談会の開催のお知らせ
これらのイベント以外にも、チームわくわくでは随時ご相談をお受けしておりますので、こちらのフォームよりお申し込みください。
みなさまからのお問い合わせ・ご相談をお待ちしております。
中小企業診断士。大卒後、東京・ロンドンで編集者として活動後、メガバンクにて為替取引に従事。帰国後に㈱きのくに未来ビジネスセンターを承継し、県内初の創業スクール(中企庁事業)を受託する等、創業や中小企業経営の支援継続中。