「小規模事業者のための❝数字に強い経営者”になる講座」
皆さん、こんにちは!今回の担当は、よろず支援拠点の待谷忠孝です。
経営者にとって、経営と数字は切っても切れない関係ですよね。
今回、数字に強い経営者になっていただきたいという思いから、小規模事業者のための「数字に強い経営者になる」講座と題し、会計に関するセミナーを、3週にわたって開催させていただきました。
セミナーでのポイント
【第1週 決算書の読み方】
①損益計算書
②貸借対照表
③どこをどう見るか
せっかく毎年税理士の先生に報酬を払って作成している決算書を、経営に生かさないのはもったいないです。KKD(経験・勘・度胸)だけでなく、根拠に基づいた経営をしていただくためにも、「決算書とはそもそも何ですか?」「数字の意味は?」「どう見たら良いのか?」といったことをお話しさせていただきました。
「決算書を見たことがない」という方も、「決算書は普段から見ています」という方も、注意してみるべき点を知っていただくことで、経営への意識が変わったと思います。
【第2週 資金繰り表の作り方】
事業をしていると、どうしても掛けによる売り買いは避けられません。
つまり、日々の売上と現金の動きは連動していないことになります。
そこで、今後の現金の動きを見るための、資金繰り表の作り方について日本政策金融公庫が提供している資金繰り表のテンプレート(様式18)を元に説明させていただきました。
資金繰り表を作ることで、より早い段階で資金需要がわかることもありますので、とても重要です。
【第3週 管理会計】
①変動費と固定費
②損益分岐点
③営業利益を最大化するための考え方
数字をどのように経営判断や意思決定に活用するのか、それが管理会計です。
利益を最大化するために、どのように考えれば良いのかについて、お話しさせていただきました。
【個別相談会】
セミナー後は個別相談会も開催し、経営者の方と決算書をみながら今後の方向性について、ご相談に対応させていただきました。
講師からのアドバイス
数字に経営の全てが表れるわけではありませんが、数字に表れるものがあるのも事実です。
まずは、数字に慣れるところから始めてください。数字が身近になるほど経営と数字が結びついて、経営判断の確度も上がるはずです。
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