知的資産活用の辻本です
みなさん、こんにちは!和歌山県よろず支援拠点コーディネーターの辻本善博と申します。
主に知的財産、創業、商品開発のご相談に対応しています。
元々は、和歌山市の精密機械工業の会社で新機種の研究開発を担当し、退社後は国内遊休特許の利活用事業や知的財産に関する各種相談など、特許庁関係の仕事に携わっておりました。
また、並行して野菜ソムリエプロの資格を取得して、食に関する支援活動も行っておりました。
電気・機械畑で仕事をしていて気づいたことは、「知的資産内容を知的財産として権利化し、自分(会社)を守るだけではメリットが少ない!利益を生むことが大切!!」ということです。
知財畑ではなく経営畑として、知的財産権として考える以前に思いついた新しい考えを「活かした知的資産」として見える形にすること、他社との差別化を事業活動に組み込み、経営の安定化、利益向上を目指すこと、そのようなことのお手伝いをしたいと思い和歌山県よろず支援拠点に入りました。
「知的資産」とは、人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランド等の目に見えない資産のことで、企業の競争力の源泉となるものであり、特許やノウハウなどの「知的財産」だけではなく、組織や人材、ネットワークなどの企業の強みとなる資産を総称する幅広い考え方です。
ご相談には幅広く対応
よろず支援拠点にお越しになるきっかけは色々、そしてご相談もさまざまです。
例えば・・・
ご相談者様「創業したいけど、何から考えればよいの?」
→「大丈夫です。事業の目的、商品、商圏、スケジュールなどを話し合って事業計画を立ててみましょう。」
ご相談者様「創業資金って 、いくらぐらい いるの?」
→「そうですよね。分からんことは細分化して考えてみましょう。資金の借入についてもご説明します。」
ご相談者様「商標権って何なん? よう分からんねんけど、ウチの商品に必要なん?」
→「商標権がなくても販売できますが、売る方法から商標権の要否を考えてみましょう。」
「商標権」とは、事業者が、自己(自社)の取り扱う商品・サービスを他人(他社)のものと区別するために使用するマーク(識別標識)です。
よう分からんかったら聞いてみてください!
「こんなこと聞いてもいいのかな?」ではなく、「なんかよう分からんから、いっぺん聞いてみよう!」の感じでお気軽にお問い合わせください。
そして、「売れたんよ!」「お客さんいっぱい来てくれて、てんてこまい!」「相談してよかった!」となるよう事業のお手伝いをさせてください。
ご相談に来られる方へ「よろず支援拠点の活用を迷っている方はまずはお電話ください」
ぜひ、「よろずの活用方法について聞いてみたい」とお問い合わせください。
16名(令和6年8月現在)の相談員がさまざまな分野のサポートをしております。ご相談者さまの中には、複数の相談員をうまく活用して、いろんな分野の相談をしている方もいらっしゃいます。よろずでは、みなさまの事業の更なる発展に向けて全力でサポートさせて頂きますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
電話番号はこちら TEL 073-433-3100
精密機器メ-カーで研究開発業務後、特許庁事業の特許流通アドバイザー、知財総合支援窓口で支援業務を経験、野菜ソムリエプロの知見も併せて経営力強化・販売促進・商品企画・ものづくりだけでなく事業者の皆様の持つ多種多様な課題について幅広い知識で知的資産を尊重した支援をさせていただきたいと思います。