和歌山大学の広報担当

和歌山大学マスコットキャラクター「わだにゃん」
本学には大学全体の広報を担当する広報係があります。日々学内外でネタを集め、情報を発信しています。入試関連、学長の行動報告、研究者の表彰、学生の課外活動、イベント告知など、話題は多岐にわたります。もちろん、大学全体のホームページやSNSの更新なども担当しています。地域の方々や本学を志望している受験生には有益な情報が山のようにあります。
研究に関する広報は誰が?
一方、本学の研究に関する広報は、産学連携イノベーションセンターが担当しています。
当センターでは、本学の研究成果を製品開発や地域課題の解決に役立つように企業や公共団体などの研究成果を活用できる方々に向けて情報発信しています。
誰に何を伝えたいか
以前、学内で広報に関する資料について議論した時に、当時、広報係に在籍していた方から「この情報は誰向け? 何を伝えるためのものかわからない」といわれたことがありました。
その方は過去に企業で広報の業務に携わっていたそうで、広報をするときには誰に何を伝えたいのかをきっちりと考えることが重要だと教えていただきました。
確かに、誰かに研究内容を伝えるときには、その方がどのくらいの専門的知識を有しているのか、その方がこの資料を読んで何をしたいのかを考える必要があります。そのため、広報に関する資料を作成するときにも、インパクトは重要ですが、誰向けかというターゲットを常に考えるようにしています。
研究シーズ集「Seeds Index」を毎年公開しています

Seeds Index 2025
本学が今取り組んでいる研究内容を詳しくご紹介することを目的とした研究シーズ集「Seeds Index」を、毎年、情報を更新しながら発行しています。これは研究者自身が原稿を執筆しているので、研究の情報を知ることができます。
中高生にもわかる、やさしい「研究者情報一覧」も作成
しかしながら、研究シーズ集「Seeds Index」は専門的な言葉が多く出てくるので、専門外の方々からは「わかりにくい」といったご意見をいただくこともあります。
そこで、2024年には、本学の研究者を対象に「現在取り組んでいる研究テーマを中高生にもわかるくらいの難易度で説明してください」、「仮に企業等の連携相談にのるとしたら、どのような分野や取組が可能ですか」とたずねるアンケートを実施し、それらの回答をまとめて「研究者情報一覧」を作成しました。
新しく着任した研究者については、URAが個別に居室を訪問して聞き取り調査を行い、逐次この一覧に情報を追加しています。
「研究者情報一覧」へは、産学連携イノベーションセンターのHPから「研究テーマ一覧」にアクセスしてください。
産学連携イノベーションセンターのページはこちら
URA室の新メンバーが「研究広報」を担当

WAKASAインテクメッセ2025へブース出展し、和歌山大学の研究をPRしました。写真に写っているのは、研究広報担当の服部雄二氏(左)と野原暢URA(右)氏です。
2025年10月から、研究広報に専門的に取り組んでもらう方を採用しました。まずは本学の研究シーズをより多くの方々に知ってもらうため、もっというと本学のことをあまり知らない方にも研究に興味をもってもらうため、研究者の研究シーズがわかるイラスト中心のリーフレットの作成に取り組んでいます。
研究シーズがわかるイラスト中心のリーフレット

リーフレットは、研究者の承諾を得ながら、可能な限り専門用語を使用せず、より多くの方々に興味をもっていただけるように、研究シーズ集の読み込みや、研究者情報を調査して仕上げています。現在作成中ですので、発表までしばらくお待ちください。
当面の間、完成したいくつかのリーフレットを産学連携イノベーションセンターのトップページのメインビジュアルとして、スライドショーの形で見ることができるようにしています。ご覧いただけましたら遠慮なく感想をお寄せいただければ幸いです。
今後も和歌山大学の「研究」を発信していきます
今回は本学の研究広報についてご紹介しました。「和歌山大学は何をやっているかわからない」という厳しいお言葉をいただくことも多いのですが、皆様に知っていただけるよう、日々改善をしているところですので、ご理解いただければと思います。
外部パートナーと一緒に新しい技術や商品を生み出したい方は和歌山大学へ
和歌山大学産学連携イノベーションセンターでは、企業に寄り添い、課題解決に向けて研究者とのマッチングや、助成金・共同研究のサポートを行い、新しい価値創出に取り組んでいます。ご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
和歌山県内唯一の国立大学法人和歌山大学の中に設置された、主に学内研究者の研究情報の発信と外部資金獲得を業務とする組織です。最新のお知らせなどは産学連携イノベーションセンターのWebページをご覧ください。https://www.wakayama-u.ac.jp/cijr/