地域団体商標とは?
地域団体商標は、地域名+商品(サービス名)の商標で、2006年に地域ブランドの保護、地域経済活性化を目的に導入された制度です。
2024年3月時点で、全国での登録数は763件、京都府が68件で最も多く、兵庫県46件、北海道38件と続いています。和歌山県は14件が登録されています。
登録数は全国17位で特許や商標に比べると頑張っています。
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(資料)・特許庁 1-5-14図【地域団体商標の都道府県別登録内訳一覧表】
「紀州」がキーワード?! 和歌山県の登録状況
和歌山県での登録は、以下の通りで、「紀州」とついた地域団体商標が7件と多いです。
• 有田みかん(ありだみかん)
• 紀州うすい(きしゅううすい)
• 紀州梅干(きしゅううめぼし)
• 紀州勝浦産生まぐろ(きしゅうかつうらさんなままぐろ)
• 紀州箪笥(きしゅうたんす)
• 紀州ひろめ(きしゅうひろめ)
• 紀州備長炭(きしゅうびんちょうたん)
• 紀州みなべの南高梅(きしゅうみなべのなんこううめ)
• 高野口パイル(こうやぐちぱいる)
• しもつみかん(しもつみかん)
• すさみケンケン鰹(すさみけんけんかつお)
• 南紀白浜温泉(なんきしらはまおんせん)
• 龍神材(りゅうじんざい)
• 和歌山ラーメン(わかやまらーめん)
以上、特許行政年次報告書2024年版からの引用で、それぞれをクリックしていただくと特許庁HPの説明を見ていただけます。
この中で「有田みかん」は和歌山県初の地域団体商標で、有田地域(有田市、有田川町、湯浅町、広川町)で生産される温州みかんで一定の基準を満たした果実を「有田みかん」と称しています。

出典:地域団体商標ガイドブック~カタログ編~2023
2022年度に「有田みかん」は有田市で23億円、湯浅町で29億円もの「ふるさと納税」があり非常に大きな貢献をしています(総務省資料など)。
地域団体商標は、地域の産品等のブランド化をはかり、そして守っていくために、大変有効な登録と言えます。登録するには、個人や企業ではなく、地域に根ざした団体による出願が必要となります。
まとめ
これまで全5回にわたり、特許や商標をはじめとする「知的財産」についてご紹介してまいりました。知的財産をめぐる環境は、技術革新やビジネスの多様化に伴い、日々大きく変化しています。
大切な屋号・ブランド・サービスを守り、事業の持続的な発展につなげていくためにも、知的財産の活用を積極的にご検討いただければと思います。
少しでも不明な点や気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。私たちは、皆さまの“知的財産の味方”として、いつでもお力になります。
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