専門技術研究会支援事業「第2回 環境技術研究会」
(公財)わかやま産業振興財団では、産学官連携による産業技術の振興を図るため、中小企業や大学等の研究員が主宰する研究会の活動を支援しています。
このたび、令和6年度「専門技術研究会補助事業」に採択されている「環境技術研究会」が開催されました。
日程:令和6年11月25日(月)
場所:紀の国住宅東部コミュニティセンター
参加者:県内企業担当者、工業技術センター職員 約20名
専門技術研究会補助事業とは
県内の様々な産業分野における専門技術の動向、専門知識等の普及と参加企業相互の情報交換等を図るため、大学、工業高等専門学校、公設試験研究機関(以下「大学等」という。)の研究員又は中小企業者が主宰する研究グループの運営経費の一部を補助しています。
「環境技術研究会」の活動目的
環境技術研究会は、産学官が連携し、環境分野(特に排水処理)の技術情報及び製品情報を会員に提供し、これらの情報を会員が活用することを目的としています。
今回の研究会の内容
今回は、「排水処理の現状と課題」をテーマに、関根技術士事務所の関根先生から、排水処理におけるエネルギーコストの考え方などのお話しいただきました。
その後、「排水処理アプリケーションについて」と題し、日機装エイコー株式会社より、最新のポンプ機器について説明いただきました。
約20名の参加者で最新の情報を共有するとともに、講師も交えて活発な意見交換を行いました。
「専門技術研究会補助事業」の活用について
令和6年度専門技術研究会補助事業として、4つの研究会を採択しています。
研究会に要する講師謝金や会議に係る経費を補助するもので、メンバーが集まれば比較的容易に活用できる補助金です。ぜひ、活用をご検討ください。
公益財団法人わかやま産業振興財団、テクノ振興部テクノ振興班です。 中小企業等の研究開発に対する支援、生産性向上等に資する研修、産学官連携など、テクノロジーに関する多角的な支援事業を実施しています。