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わかやま中小企業元気ファンド

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活用事例

わかやま中小企業元気ファンド

中井産業株式会社

木製建具製造、卸売

代表取締役 尾﨑 義明

従業員数
24名
所在地
和歌山市次郎丸23番地
URL
https://www.nakaisangyo.co.jp/

中井産業株式会社

中井産業は創業以来、伝統的な技術を継承しながら木製建具の製造、販売を行っている。
従来の障子の製造だけでなく、障子に新たな価値を生みだすため、「KITOTE」という建具ブランドを2015年に立ち上げた。その製品は伝統的な技術を用いながらも、現在の空間に合うように見事にデザインされており、2015年にグッドデザイン賞、2016年にアジアデザイン賞、2017年にはiFデザイン賞を受賞している。 常に木と向き合い、職人の技術を磨き続けながらも、生産性を高めるため工場では機械化を進めている。現場には女性の職人もいたり、明るい雰囲気を感じることができる会社である。

心がときめくような空間づくり

コロナ禍における「新しい生活様式」では、飛沫防止のために安価で意匠性の低いパーティションがいたるところに設置されるようになった。しかし、このような製品だけでは落ち着ける空間にはならない。尾崎社長は「心が落ち着き、心がときめくような空間づくりのお手伝いをしたい」と考えるようになったようである。
以前から、知り合いの社長やよろず支援拠点の相談員に、新商品開発に係る経費が助成対象の「わかやま中小企業元気ファンド」があるということを聞いており、今回イメージする新製品は活用できるかもしれないと申し込みをしたという。

企業の想いを込めて

デザイナーから提案されたアイディアは簡単に作れるようなものではなく、製造工程を見直したり、接着面や組み方など、従来の技術を見直して製造した。
障子の木の端材を使用するということに加えて、色合いなども目指すべきコンセプトがあったので、「あえて木の風合いを残さずに、高級感の漂う色合いとした」ということである。
完成された商品「SHA/ SHA(遮/斜)」を展示会でお披露目した時、同業者にその技術的な難易度からヘンタイな作品と言われたそうだ。
この商品は、職人の技術力や端材のアップサイクルという中井産業の「企業としての想いの詰まった」アイコン的な存在となった。

財団の事業を活用してみて

「我々のような中小企業にとって、わかやま産業振興財団のような支援機関の存在はとても大きいです。いくら技術やアイディアがあっても、資金がない場合、どうしてもチャレンジできないことがあります。そんな時に元気ファンドなどの助成金のサポートがあれば、新たなことにチャレンジしやすいです。また、このような助成金の申請には計画書の作成が必須となりますが、担当者の方とやり取りをしていくうちに、自分の考えが整理され、より明確なイメージにしていくことができました」と尾崎社長。
今後も「和の空間づくりに貢献できる製品をつくり続ける」 と笑顔で意気込んでおられた。

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