欧州自動車・航空業界では、従来の「下請ピラミッド構造」から「メーカーとの直接取引」へと業界構造の大変革が起こっています。かつて、カメラ市場で世界を席巻していた米コダックは、大きな産業変革に対応できず、130年の歴史を閉じました。アナログからデジタルへ、たった数年で世界は激変しました。
“デジタル化が進む=業界構造はいとも簡単に変革する”ことを意味します。
外部環境の情報収集を行い、他の経営者の方々と意見交換し、自社を分析することでDXに向けた自社の進むべき道筋を考えるキッカケに、本講座をご活用ください。
研修内容
開 催 日 時 | 内 容 |
1日目 12月20日(月) 14:00~17:15
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14:00~15:30 講演「製造業がDXの前に考えること」 【講師】 パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 現場コンサルティング部部長 一力 知一(いちりき ともかず)氏 弊社では業界構造の変革に危機感を抱き、DXに取り組んでいます。 業界構造の変革に対応するには、「社会構造が今後どのように変わるのか」を知り、自社の現在地と目標を明確にすることが重要と考えます。 DXの前に経営者層は何をすべきなのかを、外部環境の変化と共にお話します。
15:30~16:00 解説「経済産業省DXレポート2.1」 デジタル化による「産業構造の変革」を提唱しているDXレポートを、欧州の現状も交えて分かり易く解説します。 【講師】公益財団法人わかやま産業振興財団 地域活性化雇用創造プロジェクトリーダー 加藤木 健
16:00~17:00 意見交換「自社のDXについて」等 一力講師を交え、参加者の皆様で自社のデジタル化の課題や経営方針の悩みについて、意見交換して頂きます。
【講師】パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 現場コンサルティング部部長 一力知一氏
公益財団法人わかやま産業振興財団 地域活性化雇用創造プロジェクトリーダー 加藤木 健
17:00~17:15 その他「次回実施の自社分析に向けた事前説明」等 |
2日目 1月19日(水) 14:00~17:00 |
実践「SWOT・環境分析」で自社の現在地を確認 営業力、設計能力、品質、納期、コスト・・・自社の強み・弱みは何か?来るべき産業構造の変化を乗り切るために「目指すべき方向」、「取り組むべきデジタル化」について、SWOT分析や環境分析を経て、自社を見つめ直します。
【講師】 公益財団法人わかやま産業振興財団 地域活性化雇用創造プロジェクトリーダー 加藤木 健 公益財団法人わかやま産業振興財団 和歌山ものづくり経営改善スクール 校長 永井 達郎 |
講師プロフィール
パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社
現場コンサルティング部長 一力 知一(いちりき ともかず)氏
<講師役職>
現場コンサルティング部 部長/エバンジェリスト (専門領域:IE×DXの融合によるB2B領域のDX)
/モノづくりイノベーションセンター 主幹
<講師経歴>
・1999年 松下電器産業(株)(現パナソニック)入社
・データベースシステム開発/製造系基幹システム導入/経営企画室にて経営戦略策定等
公益財団法人わかやま産業振興財団 地域活性化雇用創造プロジェクトリーダー 加藤木 健
<講師経歴>
・1971年 住友金属工業(株)(現日本製鉄(株))入社 和歌山製鉄所・独国・米国 勤務
・1991年 Heraeus Electro-Nite International N.V. 上級副社長 兼 極東総支配人(日本 上海 台湾 韓国 統括)
・2004年 中国(瀋陽)東北大学名誉教授
・2008年 大阪大学工学系大学院非常勤講師
・2016年 学校法人鉄鋼学園 産業技術短期大学 機械工学科 特任准教授
公益財団法人わかやま産業振興財団 和歌山ものづくり経営改善スクール 校長 永井 達郎
<講師経歴>
・1981年 小西六写真工業(株)(現コニカミノルタ(株))入社
技術開発研究所、サプライ生産事業部、経営企画室 他 25年間勤務
・2009年 (株)クレア創業 同社代表取締役就任
対象者
製造業の経営者層の方々
受講料
2日間で6,000円(1名様分)
※(公財)わかやま産業振興財団賛助会員は、1名につき3,000円です。
※研修1日目に、当日現金にて頂戴致します。(領収証を発行させていただきます)
申込方法
参加申込書(2ページ目)にご記入のうえ、E-mailまたはFAXにてお申込みください。
会 場
県民文化会館 5階大会議室(和歌山市小松原通り一丁目1番地 和歌山県庁正門前)
定 員
20名(定員になり次第、申込を締め切らせていただきます)
その他
・新型コロナウイルス感染症の状況により、研修内容の変更や中止・延期となる可能性があります。
・会場は受講人数に比して十分な広さを確保し、換気・飛沫防止・消毒・検温等感染防止に配慮し、実施します。
・研修当日は、感染症の拡大防止のため、検温とマスクの着用にご協力ください。