「製造業の自動化最新技術とその基盤となるIEによる生産性改善」
少子高齢化に伴う労働人口の減少が進む日本で、DXによる生産性改善はまったなしの状況です。そうした中で製造業の未来に焦点を当て、最新の製造技術、および生産基盤としてますます重要性の増すIE(インダストリアル・エンジニアリング)に造詣の深い三者を講師として招聘し、製造業を対象としたDXゼミを開催します。
まず、アルム株式会社が開発した完全自動マシニングセンタを平山京幸氏が紹介します。CAD図面からAIがNCプログラミングを自動で行い、工具の選択・装着やワークの装入・取り出しを全自動で行うNCマシニングセンタとの組み合わせで、設計、製造指示、製造の各工程をシームレスにつなぎ、無人で製造を完了する技術を紹介します。CAD図面さえあれば海外を含む遠隔地の工場でも自動で製造を行えるため、従来、経験者でも手間と時間を必要としたNCプログラミングの工程が省略され、多品種変量生産の生産性を飛躍的に改善することが可能となりました。
次に株式会社アイキューブデジタル(株式会社安川電機グループ)の作本歩美氏より、製造ラインのシミュレーション(デジタルツイン)の製品設計への反映、ロボットの時代の生産性を最大化する設計手法、生産管理システムとAGV、ロボット、生産ラインが直結した自動化ラインの現状などが紹介されます。
最後に大阪工業大学の皆川健多郎教授に、自動化の時代において生産の基盤として一層重要性が増しているIEについて、具体的に語っていただきます。
【日 時】 令和6年7月31日(水) 13時30分~16時50分
【会 場】 ホテルアバローム紀の国 2階 鳳凰の間(和歌山市湊通丁北二丁目1-2)
【内 容】
講演 平山 京幸 氏 アルム株式会社 代表取締役 CEO
「精密部品加工におけるAIとクラウドの活用、日本と海外の現状」
~アルムが目指す製造AI(ARUMCODE)から完全自動マシニングセンタ(TTMC)への道~
講演 作本 歩美 氏 株式会社アイキューブデジタル マーケティング部 部長
「製造業DXの成功事例から見たスマート工場の価値」
講演 皆川 健多郎氏 大阪工業大学 情報科学部データサイエンス学科 教授
「生産性向上のために必要なIE(インダストリアル・エンジニアリング)という考え方」
※当日、会場内に、よろず支援拠点による個別経営相談コーナーを設置します。
【参加費】 無料
【定 員】70名(先着順)
【締 切】 令和年7月26日(金)
詳細はこちら→ 240731_第5回_DXゼミ開催案内
お申込み
FAXの方は、別添チラシに、必要事項(企業名・団体名、住所、電話番号、Eメール、氏名、所属、役職)
を記入の上、送信下さい。 FAX 073-433-8557
Eメールの方は、タイトルを「DXゼミ 申込み」とし、必要事項を本文に記入の上、
送信下さい。 Eメール chi-pro@yarukiouendan.jp
お問い合わせ
- (問合せ・申込先)わかやま産業振興財団地域活性化雇用創造プロジェクト 田辺、田中
- 和歌山市本町二丁目1番地フォルテワジマ6階
- TEL 073-433-8556
- FAX 073-433-8557