本研修の目的は、カンと経験に頼った仕事の進め方から脱却し、定量的なデータ収集と分析を業務にフィードバックすることで、バラツキの無い安定した品質を作り上げる為の手法を学ぶことです。
定量管理の考え方、データ収集のしかた、QC七つ道具とその他のツールを使ってデータを分析する方法を、身近な例に触れながら学んでいただきます。
※3日目の開催日が1月22日(金)に変更になりました!
研修内容
開 催 日 時 | 内 容 |
1日目 12月9日(水) 13:00~17:00
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「製品の品質」を高めるため、「日々の品質管理」と「製造プロセスの改善」という二つの観点で説明します。
会社にはさまざまなデータが蓄積されていますが、いざ分析しようとすると集計に膨大な時間を必要とすることがあります。分析に適したデータの保存のしかたを分かり易く解説し、サクッと集計するコツを掴んで頂きます。
データ分析の目的を「データの見える化」、「バラツキ低減」、「プロセスの制御」、「結果の予測」というステップで説明します。 |
2日目 12月23日(水) 13:00~17:00 |
データ分析の手法である「QC七つ道具」の使い方を実際の事例をもとに説明します。
進捗管理の手法であるバーンダウンチャートについて、分かり易い事例を用いて解説します。
事例を基にQC七つ道具を使いながら問題を分析します。 |
3日目
1月22日(金) 13:00~17:00 |
日々の改善活動の中で、定量管理を行いながら改善を進める方法をPDCAに則って説明します。
ここまでの学習をもとに、品質目標を立て、定量的な指標を使って効果測定するまでの改善系買うを策定して頂きます。 |
※コロナウイルス拡散予防のため、研修内容が変更される場合や、開催が中止または延期となる場合があります。
※研修当日の検温にご協力いただき、必ずマスク着用でご出席ください。
講師プロフィール
クオリゲート合同会社 代表 市原 嘉之 氏
富士通で28年間、IT製品の製造管理システム開発、開発プロセス改善支援、工場の品質・効率化支援に従事。
2017年に独立し、プロセス改善のためのなぜなぜ分析セミナーや、製造業の現場改善コンサルティングの実績多数。
著作に『RCA根本原因分析:ソフトウエア開発者向けプロセス改善のためのなぜなぜ分析』など。
対象者
製造現場の管理責任者、リーダークラス、生産管理担当者、幹部候補生
定 員
30名(先着順)
受講料
6,000円(1名につき。3日間の受講料、資料代を含む)
※(公財)わかやま産業振興財団賛助会員は、1名につき3,000円です。
申込方法
研修参加申込書にご記入のうえ、E-mailまたはFAXにてお申込みください。
申込締切
令和2年12月3日(木) ※定員に達した場合は、締切前であっても受付を終了する場合があります。
会 場
フォルテワジマ4階 小ホール