『動態・動作のDX』
~人の見える化のためのシステムとツールの提案~
工場や商店等の生産性を改善し、原価を低減させるためには作業現場で何が起きているかを常時把握し、現場をコントロールしていく必要があります。近年生産管理システムを導入する企業が増え、生産機器・設備の見える化については、作業現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)の第一歩として実現しつつあります。他方、機器をオペレートする人の動きについては精度よく検知することができず、生産性や原価を考える上での課題として残されていました。
たとえば、人の動線解析は「わかやま生産性向上スクール」でも行われてきましたが、その手法は、定点カメラで記録した動画を人が解析していくという人手のかかるオフライン解析の手法で、常時観測ができなかったり、観測できる範囲が限られたりと、把握データ量に制限が有りました。
今回のセミナーでは、まず「わかやま生産性向上スクール」校長の永井達郎が現場改善における動線解析の重要性を解説し、その後、「高解像度のUltra Wide Bandによる人の行動履歴の記録と解析ツール」を凸版印刷(株)の松枝毅氏に、「カメラによる人作業の微細な解析システムと様々なセンサーを使った事例」をNECプラットフォームズ(株) の吉廣貴明氏に、それぞれ一部実演を交えてご紹介いただきます。
1 日 時 令和5年8月2日(水) 13時30分~16時50分
2 場 所 ホテルアバローム紀の国 3階 孔雀の間(和歌山市湊通丁北二丁目1-2)
3 内 容
講師 永井 達郎 氏 公益財団法人わかやま産業振興財団 テクノ振興部
わかやま生産性向上スクール 校長
演題 「県内中小企業のデジタル化の実情
~『人の見える化』をどのように活用するのか?~」
講師 松枝 毅 氏 凸版印刷株式会社 DXデザイン事業部 事業推進センター
演題 「エリア検知から座標検知へ」
講師 吉廣 貴明 氏 NECプラットフォームズ株式会社
生産技術本部 第一スマートファクトリー推進部 エキスパート
演題 「NECの製造工場が取り組む人作業改善
~具体的な手法と効果実例~」
当日、会場内に、よろず支援拠点による個別経営相談コーナーを設置します。
4 参加費 無料
5 定 員 77名(先着順)
6 締 切 令和5年7月28日(金)
※ 詳細は別添チラシをご参照ください。230802_第4回_DXゼミ開催案内
お申込み
FAXの方は、別添チラシに、必要事項(企業名・団体名、住所、電話番号、Eメール、氏名、所属、役職)
を記入の上、送信下さい。 FAX 073-433-8557
Eメールの方は、タイトルを「DXセミナー 申込み」とし、必要事項を本文に記入の上、
送信下さい。 Eメール chi-pro@yarukiouendan.jp
お問い合わせ
- (問合せ・申込先)わかやま産業振興財団地域活性化雇用創造プロジェクト 田辺、田中、井上
- 和歌山市本町二丁目1番地フォルテワジマ6階
- TEL 073-433-8556
- FAX 073-433-8557